保安管理事業

自家消費太陽光発電には欠かせないキュービクルの保安管理までワンストップ対応

自家消費太陽光発電には
欠かせない
キュービクルの保安管理まで
ワンストップ対応

保安管理事業とは

太陽光発電とキュービクルの
法的な点検義務

キュービクル(高圧受変電設備)の保安点検は、電気事故を防ぐため、法令で義務付けられています。

月次点検(毎月もしくは隔月1回)年次点検(毎年もしくは3年に1回)を実施する必要があり、電気主任技術者の資格を保有している技術者によって実施することが電気事業法で定められています。

保安点検を怠った場合、「停電事故」「波及事故」「感電・火災」などが発生するリスクがある上に、経済的損失も膨大であるため、設置者はキュービクルを良好な状態で維持するために、計画的な保安点検を行うことが大切です。

当社では、これまで培ってきた独自のノウハウとソリューションで、保安管理業務のより高度な技術サービスをご提供し、お客様のキュービクルを24時間365日で保安管理し、お客様がより安全に、より安心して快適に電気設備を使っていただけるよう努めております。

こんなお悩みはありませんか?

保安点検を疎かにすると、
深刻な事態に繋がる可能性があります。

事業継続のリスク

事業継続のリスク(停電・波及事故)

設備の不具合や小動物・雨水の侵入が原因で停電すると、操業停止に繋がります。さらに、自社の停電が電力会社の配電線を通じて近隣施設へ広がる「波及事故」に発展した場合、多額の損害賠償問題となる恐れもあります。

人命に関わる危険

人命に関わる危険(感電・火災)

設備の不具合が原因の漏電は、作業員の感電事故を引き起こす恐れがあります。また、漏電が火災事故に発展するケースもあり、人命に関わる重大事故に繋がるため非常に危険です。

法令違反と信用の失墜

法令違反と信用の失墜

法律(電気事業法)で定められた点検・試験義務の不履行は、企業のコンプライアンス問題となり、社会的な信用を損ないます。

発電事業の鍵を握る重要試験サービス

品質と安全性を確固たるものにする
専門技術サービスです。

竣工試験の様子

竣工試験

設備工事完了後、設計通りに施工され、長期にわたり安定稼働できる品質が確保されているか、各種測定器を用いて総合的に検査・検証します。これは、お客様の大切な資産となる発電所が、その性能を最大限に発揮するための重要なプロセスです。目視でのチェックはもちろん、電気的な試験を厳格に行うことで、事業のスタートを万全の状態で迎えることをお約束します。

主な試験項目:

  • 外観検査(パネルの傷、架台の施工状態の確認)
  • 絶縁抵抗測定(漏電がないかの確認)
  • 接地抵抗測定(感電防止対策の確認)
  • 開放電圧・短絡電流測定(太陽光パネルの性能確認)
  • パワコンの動作試験
使用前自己確認試験の様子

使用前自己確認試験

再エネ設備の系統連系に必須となる、法令で定められた技術基準への適合性を証明する詳細な試験です。これは、発電所単体の安全性だけでなく、地域全体の電力系統の安定性を守るために不可欠な公的な試験となります。我々は計画段階から、経済産業省(産業保安監督部)との協議、膨大な書類作成、そして現場での厳格な試験まで一貫してサポート。スムーズな売電開始を実現します。

主な試験項目:

  • 保護継電器試験(電圧・周波数の異常時に発電所を系統から切り離す機能の確認)
  • 総合連系試験(パワコン、保護装置、遠隔監視の連携動作確認)
  • 出力制御試験(電力会社からの遠遠隔制御が正しく機能するかの確認)

安定稼働を支える継続的な保安管理

設計・施工からO&M、保安管理まで
一貫したサービスを提供します。

キュービクル保安点検のイメージ写真

キュービクル保安点検

法令に基づき、経験豊富な電気主任技術者が月次・年次点検を確実に実施。設備の異常を早期に発見します。

遠隔監視のイメージ写真

遠隔監視

IoT監視システムにより、万が一の異常を即座に検知。お客様の設備を常に見守り、迅速な初動対応に繋げます。

緊急応動システムのイメージ写真

緊急応動システム

停電などのトラブル発生時には、技術者が迅速に駆けつけ。スピーディーな部品調達で早期復旧を目指します。

電気主任技術者の選任のイメージ写真

電気主任技術者の選任

法令で義務付けられた電気主任技術者の選任を代行。人材確保や労務管理の負担を軽減します。

総合的な保安管理のイメージ写真

総合的な保安管理

お客様の事業所に最適な保安規程の作成から運用、改善提案まで、電気設備全体の安全をサポートします。

ワンストップ対応のイメージ写真

ワンストップ対応

太陽光の設計・施工からキュービクル保安まで一括対応。お客様の手間を大幅に削減します。

キュービクル保安点検と自家消費型太陽光発電

契約電力50kW以上の高圧電力契約の施設では、キュービクルを安全に使用を続けるために、法令点検が義務付けられています。

また、高圧電力契約の電気設備は電気主任技術者の選任が電気事業法上義務付けられており、設備の管理はすべてこの主任技術者が行うことになっています。オフィスビルや店舗・工場・病院などの高圧電力契約の施設で自家消費型太陽光発電設備を設置する場合、キュービクル内の盤への接続が不可欠です。

当社では、太陽光発電システムの設計・施工・保守だけでなく、自家消費太陽光発電には欠かせないキュービクルの保安管理までをグループ内にて内製化させ、すべての業務内容をワンストップ対応が可能です。

主な点検項目

月次点検(非停電)

原則として毎月1回(または隔月1回)、電気を停止しないで、電気設備の運転状況及び外観を目視による点検を行い、異常の有無を調査します。
  • 受電設備目視点検
  • 受配電盤目視点検
  • 構造物(キュービクル外箱等)外観点検
  • 変圧器負荷側接地線の漏れ電流測定
  • 非常用予備発電装置の起動・停止など

年次点検(停電)

原則として毎年1回以上、停電して点検および測定・動作試験を実施します。また、3年毎に精密点検も実施します。
  • 絶縁抵抗測定・接地抵抗測定
  • 継電器と遮断器の連動試験
  • 変圧器・遮断器などの内部点検
  • 絶縁油試験(3年毎に精密点検)
  • 蓄電池各種測定など

安全と安心の第一歩は、
確実な保安管理から

サービスの詳細や費用について、
まずはお気軽にご相談ください。
5000件以上の総実績数を持つ当社に所属する
保安管理のプロが、
お客様の状況に合わせた
最適なお見積りをご提案します。


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