2026.02.06
【地域活性化起業人】再エネ専門家を派遣。「脱炭素計画」を「形」にする伴走支援の選び方
地域脱炭素プロジェクトの推進を担うご担当者様、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
- 「脱炭素先行地域に選定されたが、具体的な仕様策定が進まない」
- 「地域マイクログリッド構築など、高度な技術を要する計画の具体化が止まっている」
- 「コンサルティング会社による緻密な計画書はあるが、実務段階の細かな調整が壁となり、実行フェーズで止まっている」
脱炭素プロジェクト、特に地域マイクログリッド(停電時にエリア内で電力を自給自足する仕組み)のような高度な技術を要する事業は、通常の行政実務とは異なる専門性が求められます。限られた人員の中で、技術的な判断から関係各所との調整までを完遂するには、どうしても限界があります。そこで今、多くの自治体様が注目しているのが「地域活性化起業人(企業人材派遣制度)」を活用した、民間プロフェッショナル人材の受け入れです。
本記事では、国の財政支援(特別交付税措置)を受けながら、ユニバーサルエコロジーの「現場を知り尽くした技術者」を自治体様のチームに迎え入れ、プロジェクトを確実に前進させる方法について解説します。計画を確実に「具現化」させ、地域経済循環を生み出すための具体策をぜひお役立てください。
本記事のポイント
- 「計画」はあるが「実行」が進まない原因は、現場を知る「実務家」の不足
- 総務省「地域活性化起業人」を活用し、最大590万円の財政支援を受ける方法
- 「規律と誠実さ」で地域と共生し、20年先まで事業を継続させるための誠実な伴走体制
- BCP対策や蓄電池などの最新技術を、予算執行の突破口にするための具体的な解決策
脱炭素推進の成否を分ける「実務家」の有無
脱炭素先行地域などに選定され、「着実に成果を上げる自治体」と「実行フェーズで停滞してしまう自治体」。
この両者の成否を分けるポイントは、現場で実際に「手」を動かせる実務家の有無にあります。
こんなお悩みはありませんか?
- 職員に専門知識がなく、業者からの提案が妥当か判断できず不安を感じている
- 高度な施工は地元業者では対応できず、結局、大手業者に丸投げになっている
- アドバイスだけではなく、書類作成や調整実務を実際に手を動かしてくれるパートナーが欲しい
こうした課題を解決するために、今多くの自治体様が注目しているのが、民間人材を「中の人」として迎える「地域活性化起業人」です。
「地域活性化起業人(企業人材派遣制度)」とは
「地域活性化起業人(企業人材派遣制度)」とは、三大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)に所在する民間企業の社員を、一定期間、自治体の職員として受け入れる総務省の制度です。
外部委託とは異なり、「中の人」として柔軟かつ即戦力で業務にあたれる点が最大のメリットです。
受け入れ経費に対し、年間最大 590万円 / 人の特別交付税措置が講じられるため、実質的な負担を抑えて高度な専門人材を確保することが可能になります。

出典:総務省「地域活性化起業人」制度概要をもとに作成
地域活性化起業人を活用し、最大590万円の財政支援を受ける方法
特別交付税措置を適切に受けるためには、総務省の要件に沿った「制度設計」が不可欠です。
自治体様の負担を実効性高く抑えるためのポイントを整理します。
- 対象経費:企業への負担金(給与相当額)だけでなく、募集・赴任経費や地域での活動経費も対象となります。
- 期間と協定:原則6ヶ月〜3年の任用期間が必要。自治体と企業間で、具体的なミッションを記した「協定」を締結します。
- 予算確保の支援:ユニバーサルエコロジーでは、予算要求に不可欠な「仕様書案」や「ミッション定義」の作成段階から、自治体様の事務負担をサポートいたします。
自治体様がこの制度を利用する際、パートナーとなる民間企業を探す公的な手段として広く活用されているのが、総務省が提供する「地域活性化起業人マッチングプラットフォーム」です。全国の登録企業から自庁のニーズに合った人材を公募できる便利な仕組みですが、「脱炭素」という高度な専門性と現場実務が求められる分野においては、プラットフォーム上の情報だけでは見えにくい「マッチングの落とし穴」に注意が必要です。
「地域活性化起業人マッチングプラットフォーム」活用の注意点
「地域活性化起業人マッチングプラットフォーム」では、全国の自治体による公募状況や登録企業の情報を閲覧できます。
プラットフォームを通じた公募は一般的ですが、高度な脱炭素事業では以下の「ミスマッチ」に注意が必要です。
- プラットフォーム上のスペック情報だけでは、自庁の課題や組織風土に合う人材かを見極めるのが難しい
- 高度な計画立案には長けていても、現場特有の物理的制約や実務調整の経験が不足しているケースが多い
- 不測の技術的トラブルが発生した際、予算執行の遅れや当初計画の大幅な修正を招くリスクを孕んでいる
本格的な公募手続きに入る前に、まずは現場を熟知した実務家と「事前の実務協議」を行い、具体的な解決能力を直接確かめることを強くお勧めします。ユニバーサルエコロジーでは、公募の準備段階からの実務相談も承っております。
まずは「どこまで任せられるか」の整理から。実務相談や公募の準備もお手伝いします。
「地域活性化起業人」活用のメリット・デメリット
非常に有用な制度ですが、導入にあたっては「メリット」だけでなく、構造的な「デメリット」や「課題」も理解しておく必要があります。
メリット:組織を活性化する4つの効果
| ① 専門ノウハウの活用 | 脱炭素などの高度な専門分野において、民間の最新知見を即座に導入できます。内部育成には数年かかるスキルを、時間をかけずに組織へ定着させることが可能です。 |
|---|---|
| ② 即戦力人材の確保 | 採用難が続く中、育成コストをかけずにプロフェッショナルを迎え入れられます。特に技術職の確保が困難な自治体にとって大きな意義があります。 |
| ③ 民間感覚による突破口 | 従来の行政手法だけでは解決が困難な課題に、民間のスピード感とコスト感覚を取り入れ、停滞していたプロジェクトを具現化できます。 |
| ④ 関係人口の創出 | 任用期間中だけでなく、終了後も企業と地域が継続的なパートナーシップを築くことで、長期にわたる「地域外との繋がり」を創出できます。 |
デメリット:制度が抱える3つの構造的課題
| ① 庁内・地域との連携停滞 | 地域活性化起業人の手法が、既存の地域文化や役所特有の意思決定プロセスと合わず、組織内に摩擦が生じるリスクがあります。他での成功事例をそのまま押し付けるような振る舞いは、現場の職員様や住民の方々の反発を招き、結果として担当職員様の調整コストを増大させてしまいます。 |
|---|---|
| ② 専門性と実働ニーズのミスマッチ | 企業の知識やスキルが必ずしも地域の現状と合致するとは限らず、具体的な成果が出ないまま派遣期間が終了するリスクがあります。「アドバイス」はできても、予算執行に不可欠な「仕様書の作成」や「現場調整」といった実務を担える人材でなければ、プロジェクトは計画段階で停滞し、貴重な予算と時間を浪費する結果になりかねません。 |
| ③ 事業継続性の欠如 | 地域活性化起業人の任期は、通常1~3年と限られています。特定の人材に業務が属人化しすぎると、任期終了とともにノウハウが失われ、将来的に維持管理体制が空白になるなど、事業の継続性が断たれるリスクがあります。最悪の場合、多額の国費を投じた設備が放置されるという、行政として避けたいシナリオを招きかねません。 |
ユニバーサルエコロジーが「計画」を「形」にする、実装の3ステップ
制度が抱える構造的なデメリットを、いかにして「強み」へと転換し、プロジェクトを完遂させるか。
5,000件以上の現場を歩き、自治体様の「実行フェーズ」を支え続けてきたユニバーサルエコロジーが、実務家として自治体チームに加わることで、停滞していたプロジェクトは以下の3つのステップを経て、地域脱炭素を確実に完遂させます。
STEP 1:現場再診断による「着実な予算執行」の完遂
緻密に練られた計画であっても、いざ実行フェーズに入ると、机上では見えてこなかった現場固有の制約に直面することがあります。
例えば、「竣工図面が紛失しており正確な配線ルートが特定できない」、あるいは「屋根が想定以上に脆弱でパネルの重さに耐えられない」といったケースです。
こうした事態に対し、ユニバーサルエコロジーは「現場調査の技術」と「最新技術」の両輪で解決策を提示します。図面がなければ現地で構造や配線を割り出し、耐荷重の問題があれば、次世代型「ペロブスカイト太陽電池」の実用化を待たずとも、現時点で導入可能な「シリコン系軽量太陽光パネル」への変更を提案。このように、現場の実態に即した柔軟な『再診断』により、着実な予算執行を確実に完遂させます。
| よくある課題 | 机上の計画では見えてこなかった「現場の物理的制約」 「図面がなく配線ルートが特定できない」「屋根の耐荷重が不足している」といった物理的制約により、一般業者から導入困難と回答され、予算返上のリスクに直面している。 |
|---|---|
| ユニバーサルエコロジーの解決 | 現地実測と最新仕様への「再設計」による入札支援 専門チームが現地を実測し、軽量太陽光パネル等の最新技術を用いた「施工可能な仕様」へと即座に修正。他社が断る難案件でも、当社の設計・技術部隊が控える「組織の総力」で入札可能な精緻な仕様書作成をサポートします |
| 得られる成果 | 「予算返上の回避と、技術的裏付けに基づくプロジェクトの始動」 「不可能」を最新技術と設計工夫で「可能」に変え、国費を無駄にすることなく、確実に実機設置フェーズへと導きます。 |
【実証写真】設置不可とされた屋根も、特殊架台の設計により実装可能に変えてきました
STEP 2:実務伴走による「地域経済循環モデル」の実装
地域マイクログリッド等の高度な案件では、単なる設備設置ではなく、当社が「技術パートナー」として主導し、地域外へ流出していた電気代を地域内に留めるシミュレーションを精緻に行います。
また、行政組織の一員として実務を担うにあたり、当社は公務を共にするパートナーとしての「規律と誠実さ」を重視しています。地元の業者様を「一丸となった実行チーム」に組み込む際も、行政実務のルールや地域の慣習を尊重した誠実な調整を徹底。これにより、地域の予算を地域の企業へ落とし、地域に最新技術を定着させる持続可能な地域経済循環を実現します。
| よくある課題 | 地域マイクログリッド特有の「技術協議と採算性」の壁 電力融通や自己託送など、電力会社との高度な技術協議や、地域経済に資する収支シミュレーションが難解で、基本計画から一歩も進まない。また、地元企業への配慮と高度な技術実装のバランスが難しく、大手業者への丸投げによる予算流出が懸念される。 |
|---|---|
| ユニバーサルエコロジーの解決 | 専門機関との技術協議代行と「稼げる仕組み」の立案 自営線敷設や託送スキームの技術協議をリード。地域外へ流出していた電気代を地域内に留めるシミュレーションを行い、自治体新電力等の出口戦略まで含めた実装体制を整えます。 また、当社では、行政実務に相応しい高い規律(挨拶・身だしなみ・期限遵守等)を徹底しており、地元企業様とも手を取り合える「誠実なチーム体制」を構築します。 |
| 得られる成果 | 「地域経済の活性化と、災害に強い自立型エネルギー基盤の構築」 単なる設備設置で終わらせず、地域外へ流出していた電気代を地域内で循環させると同時に、停滞時でも電気が供給されるレジリエンス(防災力)を確保。地元企業へ技術を定着させることで、地域が主体となってエネルギーを管理・運用できる自立したモデルを形にします。 |
【実証写真】複雑な電力系統への接続も、確かな施工実績が裏付けとなります
STEP 3:自社一貫保守による「20年先の安心」の担保
脱炭素事業の本当の勝負は、設備を設置した後の20年間にあります。過酷な自然環境下での故障に対し、ユニバーサルエコロジーはEPC(設計・建設・資材調達)からO&M(運用管理・保守点検)まで自社一貫で対応。
365日の遠隔監視と全国拠点を活かした迅速な緊急駆け付け体制により、担当職員様の事務負担を持続的に軽減します。任用期間終了後も、当社が蓄積した運用ノウハウを地域に継承し、エネルギー基盤を20年先まで支え続けます。
| よくある課題 | 公的なエネルギー資産における「管理の継続性」への懸念 「任用期間終了後に誰も運用がわからない」「専門的なメンテナンスを誰が責任を持って継続するのか」という、担当者の異動や制度利用終了に伴う管理体制の空白。 |
|---|---|
| ユニバーサルエコロジーの解決 | レジリエンス設計と「自社一貫保守」による管理集約 複雑な保安管理を当社の自社一貫体制(O&M)へ集約し、担当職員様の事務負担を持続的に軽減。蓄電池やV2H、特定負荷設計による防災拠点の価値向上を提案し、法令に準拠した誠実な点検・管理を徹底します。 |
| 得られる成果 | 「20年先まで続く自治体負担の軽減と、信頼の継承」 プロが一貫して見守り続けることで、災害時でも確実に機能する「地域レジリエンス」を確立します。20年という長期にわたり、次世代の職員へも安心して引き継げる、真に価値あるインフラを地域に定着させます。 |
【実証写真】設置して終わりではない。安定稼働を支え続ける自社一貫の保守体制
まとめ:申請前に勝負は決まる。まずは「任用前の実務協議」を
地域活性化起業人制度を成功させるための鉄則は、「行政側が派遣人材の強みを深く理解し、解決すべきミッションを明確に定義すること」にあります。
まずは貴庁が目指す脱炭素の「理想」と「現状」を整理させてください。新規プロジェクトの解像度を高める立ち上げ支援から、既存計画のボトルネック特定まで、ユニバーサルエコロジーの実務家が、現場で「実行可能な道筋」を提示します
【自治体脱炭素・お困りごとチェック】
- [ ] ゼロカーボン宣言はしたが、具体的に何から手をつければいいか分からない
- [ ] 専門知識が不足しており、業者からの提案や見積もりが妥当か判断できない
- [ ] 住民や民間事業者への説明・合意形成をどう進めるべきか悩んでいる
- [ ] 民間企業との高度な技術交渉を、対等に行える自信がない
- [ ] 予算はあるが、業者の見積もりが高すぎて執行できない
- [ ] 緻密な計画はあるが、屋根の耐荷重不足や工事費の膨大化を理由に「導入不可」と言われた
- [ ] 避難所の機能を強化(BCP対策)したいが、蓄電池の導入基準が不明
- [ ] 専門的な調整や事務まで手が回らず、計画が止まっている
- [ ] 維持管理や20年後の撤去が心配で、最終的な決裁まで至らない
ひとつでもチェックがついたなら、ユニバーサルエコロジーへご相談ください。
脱炭素の「救済・再診断」なら、国内実績トップクラスのユニバーサルエコロジーへ!




