自家消費型太陽光発電

メトロ 横浜いずみ店(神奈川県横浜市)【298.1W】

自家消費型太陽光発電(神奈川横浜市)【298.1kW】

屋根上設置

連系区分 高圧受電(売電なし自家消費)
容量 298.1 kW
モジュール サンテック1084枚
施工業者 ユニバーサルエコロジー株式会社
施工完了日 2019年 4月連系完工

導入前の課題、導入検討のきっかけ

メトロキャッシュキャリージャパン様(以下メトロ様)が自家消費型太陽光発電設備を導入するきっかけとなったのは、約3年前、電気料金削減と環境貢献の両面のニーズから、駐車場屋根上のスペースに売電型の太陽光発電設備の設置を検討し、当社ユニバーサルエコロジーにお問い合わせをいただいた。

メトロ様はホテル・レストランなど飲食業・食品小売業・給食業などの、事業者・プロフェッショナルユーザーを対象とした登録制卸売業であり、本国ドイツをはじめ、世界26ヶ国に約770店舗以上を展開しており、日本では首都圏に10店舗を展開している。同社では生鮮食品の保存や保管のため、大型の冷蔵庫や冷凍庫を多数使用しており、また店舗全体もきめ細かな温度管理を行っている。そのため、日中・夜間ともに消費電力が多くなり、月々の電力料金の削減が課題となっていた。

また、環境先進国である本国ドイツ同様、同社日本法人においてもエネルギー使用に関して方針や目標を設定しエネルギー管理に努めている、環境意識の高い企業である。そのため、環境貢献も強く考えているといったことが導入のきっかけのひとつでもあったそうだ。

ユニバーサルエコロジーを選んだ理由

1店舗目の「流山店」2店舗目「市川店」での太陽光発電設備導入において、ユニバーサルエコロジーを選んでいたく決め手となったのは、当社の自家消費におけるシミュレーションの精度の高さ、またそれに見合った見積もり費用の提示であったという。

当初、5店舗が自家消費導入の候補に挙がったが、そのうち2店舗は屋根の構造の観点から設置を見送ることとなったため、流山店、市川店、横浜いずみ店の3店舗が最終の候補となり、まず流山店と市川店の2店舗へ導入することとなった。

その後詳しく当社営業・技術担当者よりヒアリングや使用電力量の分析をさせて頂いた結果、

① それらの店舗がある地域では売電の出力制限がかかっているエリアであったこと
② 日中・夜間ともに消費電力量が多いこと、また元日を除き毎日営業していること

ということから、家消費型のほうがよりメリットが出る可能性が高く、当社では売電型だけではなく自家消費型ででもシミュレーション・ご提案をさせていただいた。

当社では、「独自に作成した電力負荷曲線」の算出ノウハウを保有しており、業種・業態別・時間帯別にデータ解析を行いパターン化している。自家消費においては、これを利用することでお客様の電力消費量に合わせ、もっとも効果的な容量での設計が可能となる。そのため、費用対効果も高い発電シミュレーションを行うことができ、その結果、自家消費型の太陽光発電設備で導入が決定した。

また、今回の3店舗目である横浜いずみ店での導入においては、やはり1店舗目と2店舗目の導入実績、および、それによる効果、そして提案時から築かれた関係性が大きかったそうだ。③年ほど前にお問い合わせをいただいてから、導入のメリットを最大化できるよう何度も打ち合わせや綿密なシミュレーションを行い、1店舗目、2店舗目である流山店・市川店への自家消費型太陽光発電設備の導入に至った。毎回の細かい打ち合わせややり取りを通して築いたメトロ様と当社ユニバーサルエコロジーの関係性があったからこそ、3店舗目の横浜いずみ店での施工に関しても安心して任せられたそうだ。

自家消費型太陽光発電導入後の効果

今回の自家消費の設備導入により発電される電力は、店舗内の照明をはじめ空調、冷蔵・冷凍設備 使用の電力として使用される。
メトロ横浜いずみ店の年間の消費電力量は「1,717,036kwh」だ。今回の自家消費型太陽光発電システムの導入により、年間の予想発電量は312,726kwh、そして導入後の年間の消費電力量は1,404,310kwhまで削減される。
年間の電力量の削減は約18%の想定だが、メトロ様の場合は年間の消費電力量が非常に多いため、電気料金の想定削減額に換算すると年間で6,980,747円を見込んでいる。
自家消費型太陽光発電施工事例_メトロ横浜いずみ店
自家消費型太陽光発電施工事例_メトロ横浜いずみ店

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